カービューティープロ カラーズの寺尾です。
本日ご紹介致しますのは日産エクストレイルのボディコーティングです。
ダイヤモンドブラックのエクストレイル エクストリーマーXになります!
ノーマルのエクストレイルに対して専用のアンダーガードやホイールを装着し、オフロード寄りの
タフなイメージを強調した人気のグレードです(*^^*)
近くで見ると意外とデカくてイカツイです。 黒ですので尚更です(笑)
こちらのエクストレイルは新車です。そんな新車エクストレイルの現状を確認していきましょう!
まずはボンネットからです。
新車とは言え納車から約10日程経過していて、しかも雨にも降られていますので
少し汚れています。 また花粉ジミや”蜂の糞“の付着が多かったです。
汚れていても何となく塗装面が曇っている感じが伝わってきます(^^;)
ルーフも・・・
汚れを差し引いても、少しボヤけ気味です。
ボディサイドも・・・
何となくスッキリしていません。
それと・・・
リアゲート部にはポリッシャーで磨いた痕跡が確認できます。
ライト右横が白っぽく見えると思います。これはキズやシミなどを加修した跡です。
ホイールもやや汚れ気味です。
写真が洗車前の状態ですので塗装面の曇りが少しわかりにくいんですけど、全体的に
ボヤけ気味でスッキリとしていませんでした。
また加修の痕跡も確認できます。新車でも納車前に付いてしまったキズやシミ等を除去する為に
磨く事はよくある事です。よくある事と言うより黒い車は加修していない方が珍しいと思うくらい
よくある事なんです。 問題はその加修の痕跡が残ってしまってる事です。
普段はもしかしたら気が付かないかもしれませんが、日が当ったりライトが当たると
そこだけギラギラと光って不自然に見えます。これは加修跡(磨きキズ)に光が当るとキズで光が
乱反射して見えてしまう為です。
この加修跡もサッパリと仕上げていきたいと思います。では作業開始!!
まずはウインドウからです。新車コーティングと同時にウインドウコーティングのご依頼を
いただく事が多い人気メニューです。
今回もウインドウコーティングのご依頼を頂きましたのでまずはウインドウコーティングからご紹介です。
↓は現状です。
↑フロントウインドウは油分の付着も無くお綺麗ですが・・・
リアウインドウはやや油っぽいです(^^;)
これを・・・
綺麗に落として下地を整えます。下地が出来ましたらウインドウ専用コーティング剤でコーティングして
最後に撥水チェックをします。
↑フロントも・・・
油っぽかったリアウインドウも綺麗に撥水しています!
全ウインドウを確認しましたらウインドウコーティングは完成です。
そしてボディです。
まずは洗車後に鉄粉の付着確認をします。専用のクリーナーを吹き掛けますと鉄粉が紫色に
反応しますが・・・
見えません。実車だと近くでよ~く見るとポツポツ確認できますが写真だとキビシイですね~(^_^;)
今回は新車ですので軽めに行ないました。
そしてマスキングです。
黒いボディに黄色いマスキングテープ姿・・・結構好きなんです。私(笑)
そして磨いていきます。
今回は新車プランでの磨きです。新車プランは基本的に軽い磨きですが、磨く車(塗装面の状態)によって
その都度ポリッシャーやバフそしてコンパウンドのマッチングを変えてポリッシングしています。
特に今回はスクラッチシールド車ですのでマッチングがとても大切です。
そしてコーティング剤の出番です。今回使用いたしましたコーティング剤は…
低撥水性のハイディーンを使用致しました。
シミの付着が気になる方にはお薦めのコーティング剤です!
では各部の仕上がり具合を確認していきましょう!
まずはボンネットからです。
白っぽく点々と見えるのは・・・ホコリです(^^;) ごめんなさい。
花粉のシミは除去できていたのですが”蜂の糞”の跡は既に塗装面を痛めてしまっていて・・・
除去できませんでした。 蜂の糞は塗装を痛めます。
写真を撮ればよかったんですが・・・
撮らなかったので(汗)以前作業した違う車の画像です↓
塗装が↑のようにプクッと膨らんで来てしまいます。 結構短時間で↑こうなりますので
蜂糞は早めに対処してください。
話がそれましたがルーフです↓
ルーフも綺麗になりました!
ボディサイドも・・・
あれっ!?写真だとあまり変わり映えしない??・・・(汗)
よ~く見てください!ライトの輪郭がシャープに映り込むようになっていますので(*^^*)
そしてリアの加修跡も・・・
スクラッチ除去出来ました! 白っぽく見えていたギラつきもスッキリと無くなりました。
そしてホイールはホイールコーティングしています。
意外と複雑な形状で大変でした(笑)
そしてダイヤモンドブラックのエクストレイル エクストリーマーX新車コーティング完成いたしました!
クリヤーで艶々に仕上がりました(^_-)-☆
いゃ~気持ちいいですね!
最近の日産車やトヨタ車で、一般のクリヤ塗装よりキズが付きにくく、更にキズを自動修復してくれる
特殊なクリヤー塗装車が多くなってきました。
日産はスクラッチシールドでトヨタはセルフリストアリングコートですね!
こちらのエクストレイルもそのスクラッチシールドなんですが・・・加修跡は消えていません(^_^;)
自動修復なので消えてもいいんですが・・・実際は消えないんです。 逆に磨きキズが付きやすくて消しにくい、
違う意味でも”特殊な”クリヤー塗装なんです(^_^;)
このスクラッチシールドを磨くには特殊クリヤーの知識が必要なんですけど、そこを理解していないと
スクラッチシールド車を磨く事はできません。 いゃ磨く事は出来ても仕上がりは車全体が加修跡だらけのように
ギランギランになってしまいます(^▽^;) 怖いですね~
中にはスクラッチシールド車など特殊クリヤー塗装車はお断りするコーティング屋さんもあるようです(^^;)
スクラッチシールド車でお断りされてお困りでしたら当店にご相談ください!
この度は当店をご利用いただき誠にありがとうございました。