日産セドリックのボディコーティングです!

 

カービューティープロ カラーズの寺尾です。

 

本日ご紹介いたしますのは日産セドリックのボディコーティングです。

H6年式のY32型日産セドリックブロアムです!

25年前のお車になります。  新車でご購入以来25年間お乗りになられているそうです(*’▽’)

普段は車庫に入っているとの事ですがそれでもやはり25年分の痛みが散見されます。

こちらのセドリックの前に乗られていたお車(510型ブルーバード!!)に 合わせて車庫を作ったので

セドリックだとフロント部分が車庫から出てしまうそうです(^▽^;) その為に特にフロント部分の

痛みが進んでいました。  それ以外もやはり・・・(^_^;)

では早速ですが25年経過致しましたセドリックの現状を確認していきましょう!

まずはボンネットからです。

もの凄くクスんでいます(^^;) シミもスクラッチも盛大です。

特にルーフは・・・

凄いんです。

写真だとボンネットとあまり変わらない感じに見えますが実物は凄いです。もっと“濃い~”んです(笑)

車庫に入っていたとお聞きしていたので油断していました(^▽^;)  ここまでとは(大汗)

それに比べるとトランクはお綺麗です。

あくまでもルーフに比べるとですけど(^^;)  いゃいゃ25年で↑でしたらお綺麗ではないかと思います!

ボディサイドも・・・

スクラッチは付いていますけど少ないです。数年でこれ位のスクラッチが付いているお車も多いので

そう考えますと25年で↑は全然お綺麗です! ボディサイドはシミやクスミも少ないです(^_^)/

これぞ車庫効果!!

 

ご覧頂きました様に流石に25年!と思うところもありますし、コレで25年!?と思う所もございます(笑)

特にボンネットとルーフは月日の経過を感じさせるには十分な状態です。 いゃ十分以上です(^▽^;)

パネルごとに塗装面の痛み具合が大きく異なるのですが今回は出来るだけ各パネルの仕上がり具合を

均等に仕上げて全体が違和感なく纏まるようにしていきたいと思っています。

状態が状態ですので今回はあまり無理しないように、でも出来る範囲でなるべく綺麗にしたいと

いう何とも悩ましい作業を始めていきましょう!(笑)

では作業開始~!!

 

まずは洗車後に鉄粉の除去をおこなっていきます。

いつもでしたら専用のクリーナーで、なんちゃらかんちゃらと言うくだりで始まる鉄粉除去作業ですが

今回は鉄粉クリーナーは使用致しておりません。

おそらくクリーナーを使用しても問題ないとは思いますが、塗装の状態が状態ですので

何がどう反応してしまうかわかりません。と言う事でリスク回避のために今回は使用していません。

でもご安心ください。 専用のクリーナーは使わなくても鉄粉除去は可能です。

鉄粉除去自体はクリーナーを使わなくても全然出来ます。使わない業者さんの方が多いと思います。

しかし当店では使っています。私が使っている理由はいくつかございます。その理由の一つが・・・

写真(ブログ)でご紹介しやすいからです(笑)  オーナー様の愛車にどれくらい鉄粉が付いていたかを

お伝えするのに分かりやすいと思って使用しています(^_^)  それ以外にも色々と理由はあるんですけどね(笑)

前置きが長くなりましたがトラップネンドで除去していきます。

↓は使用前のネンドです。

これ↑がルーフをネンド掛けすると・・・

こんな感じに汚れます。 ↑でルーフ半分です。

この汚れは鉄粉ではなさそうです。鉄粉も付いていますが通常ですと鉄粉は茶色なんですけど

今回のはグレーです(^^;) いったいなんの汚れでしょう??  何かはわかりませんがボディ全体が

この様な状態でした。

鉄粉除去&何かの汚れの除去が終わりましたら今度はマスキングをして磨いていきます。

いつもに比べるとマスキングが少ないと思った貴方! そう、そこの貴方!鋭いです。

今回はマスキングトラブル回避の為にマスキングも最小限です。その分磨きはいつも以上に

注意が必要になります(^_^;)

古いお車や傷んだ塗装のお車は作業には色々と注意が必要です。新しいお車と同じ様に作業をすると

予想外のトラブルが起こる事も多いんです(;’∀’)

樹脂パーツが脆くなっていたり塗装の劣化やメッキ部の劣化等々・・・怖いです(^▽^;)

そしてその磨きですが今回は通常のプランとは異なり、作業して状態を確かめながらの磨きと言う事で

オーナー様にご了承を頂いております。痛みが痛みですので無理にシミやスクラッチを

除去するのではなくクスミを取りシミやスクラッチをある程度無くしてボディ全体が同じ様な仕上がりに

なるように磨いていきました。

ちなみに・・・

真ん中から右が磨く前で左が磨いた後(磨きが途中ですが)です。

ここまでクスんでいると磨いて綺麗になっていくのが気持ちいいのなんのって(笑) 快感です(´▽`*)

そして今回使用致しましたコーティング剤ですが今回はこちらの・・・

PCX-S7です!

PCX-S7は古いお車や再塗装車に使用してもトラブルが少ないコーティング剤です。

今回も”もしかしたらPCX-S7でもムラ等のトラブルが出るのではないか??“と心配でした。

PCX-S7がダメだったらポリマーコーティングかなと思っていたのですが大丈夫でした!  よかった~(^^) 

 

PCX-S7は「極上の光沢」「優れた防汚性能」「優れた耐擦り傷性」が特徴の低撥水タイプの

コーティング剤になります!!

PCX-S7の詳しい事はこちらからどうぞ! → PCX-S7

 

では各部の仕上り具合を見ていきましょう!

まずはボンネットからです。

深いシミの輪郭など残っていますがクスミが無くなってサッパリとしました!

透明感が出ましたね~ヽ(^。^)ノ

ルーフは・・・

ボンネットに比べるとシミの輪郭が多く残っています。

残っていますが今回はここまでの磨きといたしました。  それでも施工前の状態と比べて頂ければ

クスミが取れてスッキリとクリヤーになりました。

トランクも・・・

深いスクラッチは残っていますが透明感が出て艶々です。

ボディサイドは・・・

綺麗になりましたよ~。

そして日産セドリックブロアムのボディコーティング完成いたしました!

綺麗になりましたよ~(^_-)-☆ クスんでいたボディに艶が戻りました!

正直痛みの激しいフロントバンパーやホイールなどは、あまり手が付けられず近くで見ると

“そこそこ”の仕上がりですが全体的な印象は大幅に良くなったと思います。

オーナー様も『綺麗になったね!艶がでた。こんなに綺麗になるんだ』と、

とてもお喜びになられておりました。

最近ではこのY32型のセドリックを目にする事も少なくなりました。この時代の車は今の車には無い

味が”ございます。 オーナー様も今の車にはない“味が”お気に入りのご様子で今も乗り続けている

様です。今ではセドリックは希少になってしまいましたが、希少だからこそ何時までも大切に

お乗りください(^_^)/

 

 

 

 

この度は当店をご利用いただき誠にありがとうございました。

 

 

 

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