カービューティープロ カラーズの寺尾です。
本日ご紹介いたしますのはメルセデスベンツA180のボディコーティングです。
H30年式カバンサイトブルーのメルセデスベンツA180です!
明るい所で見ますと綺麗なダークブルーで暗い所で見ますとブラックに近い表情を見せる
落ち着いたカラーです(*‘∀‘)
そんな綺麗なカバンサイトブルーのメルセデスベンツA180でございますが、
シミが多く、洗車をしても落ちなくてお困りとの事でした。
事前にご相談に来られた時に状態を確認しましたら確かにシミが凄かったです(^^;
しかしご入庫時は・・・
汚れもあって更にパワーアップしていました(^▽^;)
↑の写真ですと花粉汚れもあり、どれがシミや汚れなのかわかりにくいのですが全体的に
シミが沢山付いているんです。
この状態ですとシミがわからないと思い洗車後に撮影したのですが・・・
この段階で凄かったシミがだいぶ除去出来てしまいました(^▽^;)
せっかく凄いシミをお見せしたかったのですが残念です(笑)
洗車後と言うよりシャンプー洗車やその他のケミカル洗車や細部洗浄・鉄粉除去後の
磨き前まで一通り作業を終えた時の写真になります。
事前に確認した時にシミは油系のシミ又はケミカル剤によるシミかな??とは思ったので、
洗車後に撮ったらシミがある程度処理出来てしまうかとは思っていましたが、予想以上にシミが
取れてしまいました。もちろん磨かずにシミがここまで落ちる事は塗装にとっては良い事です。
ただブログ的に“映え”ないだけですから(笑)
ちなみにオーナー様が言われていたように通常のシャンプー洗車では全く落ちませんでしたので
特殊なケミカル剤を使い落としました。
なのでルーフを見ましても・・・
既にシミは少ないです(笑)
あんなに付いていたのに(^^;
スクラッチも確認できますが初期登録から5年とは思えない程少ないです。
ボディサイドも・・・
スクラッチが確認できます。
また少しクスミもあるようでライトの映り込みもスッキリとしていません。
リアも・・・
ケミカルで落ちなかったシミとスクラッチが確認できます。
ホイールは・・・
やや汚れ気味でした。
それと今回はウインドウコーティングのご依頼も頂いておりますので
ボディの前にウインドウコーティングをご紹介してまいります。
↓は現状です。
事前に撥水ワイパーに交換されたので撥水ワイパーによる撥水でしょうか。
コーティング剤を塗る前に一度ガラス表面を綺麗にリセットいたします。
その後にウインドウ専用コーティング剤PGS-33でコーティングをして、
最後に撥水チェックをしましたら・・・
ウインドウコーティングが完成です。
ウインドウコーティングは雨だけではなく雪にも有効な、とても実用的な当店の
人気オプションメニューでございます!
続いてはボディです。
洗車後にボディに付いている鉄粉を処理していきます。
専用のクリーナーを吹き掛けますと鉄粉が紫色に反応いたします↓
最近ダーク系カラーのお車が多くて鉄粉の確認困難な車ばかりです(^^;
写真ですと確認困難ですが実際はかなり鉄粉が多かったです(涙)
リアも・・・
反応が見えませんが、これまた鉄粉がかなり多く、処理に時間が掛かってしまいました(汗)
鉄粉を処理しましたら再度クリーナーを吹き掛けて再チェックします↓
相変わら確認困難ですけど綺麗になっています!
リアも・・・
スッキリと鉄粉の処理が済んでおります!
写真だとわかりませんけど(^▽^;)
その後に今度はボディにマスキングをして・・・
磨いていきます。
今回はミディアムポリッシングのエクストラプランでのご依頼となります。
エクストラプランは経年車や中古車などに多く見られる小キズやシミなどを除去する
やや強めの磨きのプランです。深めの傷やシミは取れませんが、やや強めの磨きで水垢・
水シミ・小傷など除去する事で塗装表面がスッキリとしてボディの艶や光沢が上がり
お車全体の質感が向上するプランになります。
磨きが終わりましたら今度はコーティング剤の出番です。
今回使用いたしましたコーティング剤はこちらの・・・
PCX-S9です!
PCX-S9は『優れた撥水性被膜による汚れの固着低減』『特殊シランによる上質な光沢と保護効果』
『柔軟性にも優れた高密度な被膜による塗装保護』の低撥水タイプのコーティング剤になります!
PCX-S9の詳しい事はこちらをご覧ください。 → PCX-S9
では各部の仕上がりを見ていきましょう。
まずはボンネットからです。
スッキリと綺麗になりました!
ルーフも・・・
スクラッチもスッキリとしました(^_^)/
ボディサイドは・・・
スクラッチもスッキリとしてライトの映り込みも綺麗になりました。
リアのスクラッチも・・・
綺麗に除去出来ました。
最後にホイールです。
タイヤもホイールも艶出しをして仕上げております。
そしてカバンサイトブルーのメルセデスベンツA、ボディコーティングが完成いたしました。
色の深みを感じて頂けるカバンサイトブルーに仕上がりました(^_^)/
ご入庫時よりも色が“濃く”なったと思います!
ダーク系のお車はスクラッチやシミ、そしてクスミが進んできますと、どうしても艶が引けて
色の深みが無くなってきます(^^;
そのボディに付いているシミやスクラッチ、クスミを磨いて除去してからコーティングを掛けますと、
色の深みが出て艶やかさと光沢感が復活いたします。
オーナー様も『うわぁ!ピカピカだじゃないですか!!』と、その違いをご実感されたご様子でした。
ありがとうございました。
今回のシミの原因ですがオーナー様に色々とお話を伺いながら考えたのですが・・・
GSの洗車機を使用していたとの事でしたので、そこに何かあるのかな~??との想像はありました。
しかし、なかなか原因となるものが考え付きませんでした。
撥水シャンプーやGSの洗車機にあるワックス洗車コースやコーティングコースみたいな感じの
撥水コート剤は実は凄くシミが付きます(^^; 使えば使うほどシミシミのガサガサになって
しまうのですが、こちらのオーナー様は使用していないとの事でしたので何だろうな~??
状態でした。
しかしそこでもう一つの可能性が浮かび上がりました。 それは・・・
洗車機で洗った後に水の拭き上げをしないで、そのまま走行しての自然乾燥をしていたそうです。
もしかしたら原因はそれかも知れません。
水道水を拭き取らないと水道水に含まれているカルシウムや塩素などが原因でシミになります。(カルキジミ)
またシャンプー成分の残りや撥水剤等の使い方によってもシミが出来ます。(ケミカルジミ)
これらのシミは普通のシャンプー洗車程度では落ちなくなってしまいます。
これは洗車機による洗車だけではなく手洗い洗車でもシャンプー後はしっかりと濯がないと
シャンプー成分が残ってしまいシミや汚れが付きやすくなりますのでご注意ください!
また同じく水をかけたまま拭き上げずに自然乾燥させるとカルキジミが付いてしまいますので
洗車後はしっかりとシャンプーを濯ぎ、しっかりと水を拭き上げて下さい(^_^)/
この度は当店をご利用いただき誠にありがとうございました。