カービューティープロ カラーズの寺尾です。
本日ご紹介いたしますのはアウディA4アバントのボディコーティングです。
H22年式アイスシルバーメタリックのアウディA4アバントです!
初期登録から12年が過ぎ、痛みが気になってきたとの事で当店にお越しくださいました。
明るいシルバーメタリックという事もあってパッと見た感じでは全然12年の時間の
経過を感じないほど良好な状態に見えるのですが各部を観察していきますと
色々と見えてきます(^^;
ボンネットを見ていくと・・・
シミとスクラッチ、そしてクスミのトリプルコンボでした(^▽^;)
なかなか手強わそうです(汗)
ルーフも・・・
傷んでいるには傷んでいますけどシミもスクラッチもボンネットに比べると
ダメージが少ないようです。
ボディサイドは・・・
クスミこそ感じますがスクラッチは少ないです。
もちろん12年ですので、それなりには付いていますけどボディカラー的な事もあってか
写真に撮るとわかりませんね(汗)
リアも・・・
スクラッチもそれなりに付いていますけど、あまり目立ちません。
ボンネットの痛みとボディサイドの痛みの具合の進行が全くと言っていいほど
違うのですが、それにはやはり訳がありまして・・・
それは後ほど!
ホイールは・・・
ブレークダストも少なくお綺麗です!
先ほどのボンネットとボディサイドの痛みの具合が全く違う理由ですが、
お車を止めている車庫からボンネットが少し出てしまい雨が降ると濡れてしまうそうです。
そうするとボンネットだけ汚れるのでマメにクロスで拭いていたそうです。
なのでボンネットのスクラッチ(拭きキズ)が凄かったんです(^^;)
その為に艶もかなり引けていました。
そのスクラッチを処理して艶を復活させていきたいと思います!
では作業を進めて参りましょう。
まずは洗車です。その後にボディに付いている鉄粉等を処理していきます。
専用のクリーナーを吹き掛けますと鉄粉が紫色に反応します。
少ないです!!
もちろんそれなりに反応はしていますけど、これで何年分の鉄粉量なのでしょう??
12年分でしたらビックリの少なさです!
途中で何度か処理されているのかな??
オーナー様にお聞きしようと思っていたのですが・・・忘れちゃいました(^▽^;)
リアも・・・
少ないですね~~!
鉄粉を処理しましたら再度クリーナーを吹き掛けて再チェックします↓
サッパリと綺麗になりました。
リアも・・・
綺麗になりました!
その後に今度はボディにマスキングをして・・・
磨いていきます。
今回はミディアムポリッシングのエクストラプランをご提案させていただきました。
エクストラプランは経年車や中古車などに多く見られる小キズやシミなどを除去する
やや強めの磨きのプランです。深めの傷やシミは取れませんが、やや強めの磨きで水垢・
水シミ・小傷など除去する事で塗装表面がスッキリとしてボディの艶や光沢が上がり
お車全体の質感がUPいたします当店の人気プランになります。
磨きが終わりましたら今度はコーティング剤の出番です。
今回使用いたしましたコーティング剤はこちらの・・・
PCX-S9です!!
PCX-S9は『優れた撥水性被膜による汚れの固着低減』『特殊シランによる上質な光沢と保護効果』
『柔軟性にも優れた高密度な被膜による塗装保護』の低撥水タイプのコーティング剤になります!
PCX-S9の詳しい事はこちらをご覧ください。 → PCX-S9
それと今回はヘッドライトクリーニングのご依頼も頂いております。
12年経過していますので・・・
傷んでいます。白濁や黄ばみはあまりないのですが微細なクラックが多かったです。
アフターです↓
今回のクリーニングではこの辺りが限界でした。
クラックは残っていますけど透明感が出ました。
反対側も・・・
少し白濁しています。
アフターです↓
クラックは残っていますが透明感が出ました!
それでは各部の仕上がり具合を確認していきましょう!
まずはボンネットからです。
スクラッチもシミもサッパリとして艶を感じられる仕上がりになっております(^_^)/
ルーフも・・・
スッキリとクリヤーになりました!
ボディサイドも・・・
施工前も綺麗に感じましたが磨くと全然違います!
リアも・・・
ライトがクッキリと映り込むようになっております。
最後にホイールです。
艶々です!
そしてアイスシルバーメタリックのアウディA4アバントのボディコーティングが完成いたしました。
いい艶感に仕上がりました!
塗装面の透明感、そして艶感は12年前の車には見えないと思います(^_-)-☆
その綺麗に整った塗装面にコーティング剤を塗ると艶が更にアップして
新車にも負けない輝きを取り戻しました!
オーナー様も『おぉ!綺麗になった。10年以上前の車には見えないね!これでもっと長く乗ろうと思うよ!!』と、
とてもお喜び頂けたご様子でした。
ありがとうございました。
洗車キズとは洗車時に付いてしまう細かな線キズの事を言います。スポンジで洗ったりクロスで
拭き上げた時にどうしても付いてしまいます。どんなに気をつけていても残念ながら多かれ少なかれ
付いてしまいます。という事は基本的に洗車回数が多ければ多いほど洗車キズは多くなります。
でも洗車回数が多いほどシミなどは少ない傾向になります。 逆に洗車回数が少ないと洗車キズは
少ない傾向ですがシミが多くなります。 なかなかバランスが難しいところですね(^▽^;)
もちろん洗車の仕方によっても違いが出ますし、車の塗装の“質”によってもキズの付きやすさが違います。
そして塗装に厳しい洗車方法は・・・濡れたタオルで拭くだけのいわゆる“拭き上げ洗車”です。
拭き上げ洗車は基本的に、もの凄くキズが入ります。それも深くダメージが及びます。
磨きではリカバリーできない程キズが深く入りますのでくれぐれもお気を付けください!!
この度は当店をご利用いただき誠にありがとうございました。