カービューティープロ カラーズの寺尾です。
本日ご紹介いたしますのはトヨタ クラウンのボディコーティングです。
H30年式ソリッドブラックのトヨタ クラウンでございます!
先代のクラウンは当店のご入庫率が意外と高かったのですが現行型は当店初入庫になります。
初めましてです(笑) 待ち焦がれておりました(*^^*)
現行の220系クラウンはクラウンとしては初のシックスライトウインドウのスタイリングを
採用したスポーティーなクーペルックに変身しました!
また走りの方も鍛え上げられている様で現行型が発表される前には、あのスポーツカーの聖地と言われる
ニュルブルクリンクサーキットでプロトタイプが目撃され話題にもなりました(*’▽’)
そんなスタイリングも走りも一新いたしました新型クラウンの現状確認から
始めて参りましょう!
まずはボンネットからです↓
初期登録から間もなく3年経ちますがシミもスクラッチも少なめではないかと
思います。
ルーフも・・・
ソリッドブラックですので、どうしてもスクラッチが付きやすく目立ちやすいです(^^;
それでもやはり少ない方ではないかと思います。
トランクも・・・
所々に目立つ大きなシミは確認できますが塗装を侵食してしまっているような
クレーター状の深いシミは意外と少ないです。
比較的ダメージの少ない軽めのシミが大多数です(^▽^;)
それとボディは・・・
こちらは運転席になります。
ここ辺りは通常の洗車キズによるスクラッチが付いていますけど、年式を考えますと
特に多い感じではなく寧ろ少なめな感じなのですが、リアドアからリアフェンダーに
かけては・・・
磨きキズが盛大に付いておりました(^▽^;)
日陰や曇りの日などに見るとわからないのですが夕方の西日や↑のように
強いライトの光を当ててみるとギランギランに姿を現します(;´∀`)
ここだけ異空間の様です(笑)
ホイールは・・・
こちらは軽い汚れ程度でお綺麗でした。
普段はあまり雨風当たらない場所に保管されているそうですのでクレーター状の深いシミは
少なかったです。 しかし軽めのシミが多くオーナー様も気になっていたそうで当店に
お越しくださいました。スクラッチや深いシミは少ないのですがリアドアから
リアフェンダーにかけての磨きキズがなかなかのもので・・・(汗)
以前にリアフェンダーをぶつけられてしまって修理されたそうです。その板金修理時に
付いた磨きキズになります。 ぶつけられたのはリアフェンダーですが大抵は修理部位の
隣のパネルも磨かれる事が多く、この様になっている事が非常に多いのが実情です(^▽^;)
今回、ぶつけられたリアフェンダーよりリアドアの方が磨きキズが凄かったです。
今回はその磨きキズを消し全体的に統一感ある塗装肌に仕上げていきたいと思います。
では作業を始めていきましょう! 作業開始!!
ボディの前にウインドウコーティングからご紹介してまいりましょう!
↓は現状です。
何か撥水剤が塗られていたようですが撥水力が落ちています。
運転席と助手席のウインドウは元々撥水ウインドウになっていますので
それ以外のウインドウを磨いて下地処理いたします。
ちなみにですが撥水ウインドウも経年劣化で撥水力が落ちてきたり、またウロコが
酷くなってきましたら再施工が必要になってきます。
今回はまだまだ撥水力もありウロコも気にならないので施工は見送りました。
話がそれましたが下地を整えた後にウインドウ専用コーティング剤PGS-33で
コーティングしますと・・・
コロコロの水玉撥水の出来上がりです!
続いてはボディです。
洗車後にボディに付いている鉄粉等の異物を除去していきます。
専用のクリーナーを吹き掛けますと鉄粉が紫色に反応いたしますが・・・
既にお約束のようになっていますけど(^^; 黒い車ですと 写真だと何が何だかわかりません!
リアも・・・
わかりません!
実際のところは初期登録から3年ですので触ってみるとそれなりにザラザラとしていましたけど
でもやはり少なめではないかと思います。
鉄粉を処理しましたら再度クリーナーを吹き掛けて再チェックしますが・・・
やはり何が何だかわかりません(^▽^;)
リアも・・・
写真だとわかりませんがスベスベになりました。
鉄粉処理が終わりましたら今度はボディにマスキングをして・・・
磨きの準備が整いました。
今回はミディアムポリッシングのエクストラプランでのご依頼となります。
エクストラプランは経年車や中古車などに多く見られる小キズやシミなどを除去する
やや強めの磨きのプランです。深めの傷やシミは取れませんが、やや強めの磨きで水垢・
水シミ・小傷など除去する事で塗装表面がスッキリとしてボディの艶や光沢が上がり
お車全体の質感が向上するプランになります。
ちなみに↓はコーティング屋のブログによくある “半分だけ磨いてみた!” 的な事を真似して
運転席を半分だけ磨いてみました(笑)
どれだけスクラッチが除去出来たのか、わかりやすいですね(^_-)-☆
黒い車はわかりやすいので、これからも時々やってみよっと!(笑)
磨きが終了しましたら今度はコーティング剤の出番です。
今回オーナー様がお選びになられましたコーティング剤は・・・
PCX-V110とEXE evo1のコラボレーションです!
シミ対策としましてボンネットやルーフの水平面にEXE evo1を使用して、
その他の部位をPCX-V110でコーティングいたしました(^_^)/
それでは各部の仕上がり具合を見ていきましょう!
まずはボンネットからです。
スクラッチ、シミ共にスッキリしてスベスベになりました。
ルーフも・・・
綺麗に仕上がりました。
トランクも・・・
ソリッドブラックらしい“黒”になりました!
ボディサイドも・・・
サッパリとしました。
そして今回のある意味メインイベントでもございますリアドア&フェンダーも・・・
しっかりと磨き上げツルンツルンに、いゃトゥルントゥルンになりました~(笑)
ライトを当てていっても、もうここだけギランギランにはなることはございません!
他のパネルと統一感ある仕上がりになっております(^_-)-☆
最後にホイールです。
タイヤもホイールも艶出ししています。
そしてソリッドブラックのトヨタ クラウン、ボディコーティングが完成いたしました!
ソリッドブラックの名に相応しい深みのある漆黒に仕上がりました!
ソリッドブラックはシミやスクラッチが増えてきますと、どうしても白っぽさが
出てきます。またクスミの影響で透明感も無くなってきます。
それらを磨きで処理してからコーティングしますと新車にも負けない色艶に復活いたします(^_^)/
もしかしたら艶は新車より上かもしれません!!
オーナー様も『凄い綺麗! 買った時より綺麗かも!?』とその仕上がり具合に
驚かれているご様子でした(*^^*) ありがとうございました。
板金修理から戻ってくると今回のように磨きキズが凄いって事は本当に良くある事で
全然珍しい事ではないんです。 逆に綺麗に磨かれている事の方が珍しいです(;´∀`)
ただ意外と気が付かないんです。日陰だと見えませんし曇り空でもわかりません。
強い光が当たった時に顔を出します。 また白やシルバー等のライトカラー系の色も
目立たないです。 しかし目立たないだけで本当はギランギランなんです(汗)
原因は色々と考えられますが簡単に言ってしまえば、“ちゃんと磨かれていない”からです。
特にソリッドブラックの磨きは難しくて大変なんです(;´∀`)
もし修理から戻ってきて板金箇所に違和感を感じましたら当店にお気軽にご相談ください。
お待ちしております。
この度は当店をご利用いただき誠にありがとうございました。