ディープモカパールのホンダ N-ONEです!

 

カービューティープロ カラーズの寺尾です。

 

本日ご紹介いたしますのはホンダ N-ONEのボディコーティングです。

H25年式プレミアムディープモカパールのホンダ N-ONEです!

いい色ですね! なかなか複雑な色で光の具合でブラウンに見えたり

強い光に当たると紫色にも見えたりと色の変化も楽しめるボディカラーです(^_^)/

↑の写真で見て頂くと艶もあってお綺麗なんですが実は・・・

何やら思わせぶりな書き方をしていますが(笑)早速N-ONEの現状確認より

始めて参りましょう!

まずはボンネットからです↓

少し汚れていますけどシミがとっても少なくお綺麗です。

ルーフも・・・

汚れてはいますけどルーフもシミもとっても少なくお綺麗です!

ただボディサイドは・・・

スクラッチだらけなんです(;”∀”)

ボンネットとルーフはそれ程スクラッチが多い訳ではないのですが

ボディサイドは凄いんです(汗)

↓はピラーですけど・・・

凄いんです(^^;

写真で見るとあまり凄さ感が伝わりませんが、実際は結構凄いです。

リアも・・・

スクラッチが目立ちますね(汗)

ホイールは・・・

汚れも少なくお綺麗でございました!

 

ご覧頂きましたようにボディ側面がスクラッチだらけなんです(;”∀”)

こちらのN-ONEはご購入されたばかりなんですが、『磨きに自信がある』と言うので販売店で

コーティングを施工してもらったそうです。

そして納車当日、夕日に照らされるN-ONEを見て“スクラッチがスゲェ(;”∀”)”と

そのまま当店にご相談にお越しくださいました。

確かに一通り磨かれているようでシミはとっても少ないのですが不思議とスクラッチだらけです。

という事は磨き後にスクラッチが付いたという事なのでしょうか?

謎は残りますがとにかくシッカリと磨いてコーティングを掛けていきたいと思います!

では作業開始!!

っと、この後に困難が待ち構えているとは知らずに意気揚々と作業を始める私でした(;´∀`)

つづく・・・

 

まずはウインドウコーティングよりご紹介して参りましょう。

↓は現状です。

気持ちよく弾いております(^.^)

納車前にウインドウにも撥水剤を掛けてくれたようですね!

ただ簡易タイプの撥水剤のようなので惜しげもなく一度除去します。

実は当初のお打ち合わせでは、とりあえ撥水が効いているので様子見でウインドウコーティングは無しの

予定でしたが追加で頂きました。 ありがとうございます。

下地処理をした後、ウインドウコーティング剤PGS-33で仕上げます。

PGS-33は撥水だけでなく防汚性・耐油膜性に優れたウインドウコーティング剤になります!

 

続いてはボディです。

洗車後にボディに付いている鉄粉を処理していきます。専用のクリーナーを吹き掛けますと

鉄粉が紫色に反応します↓

色的にわかりにくいのですが鉄粉も少なかったです。

おそらく販売店コーティング時に鉄粉処理もされている様です。

リアも少なめでした。

鉄粉を処理しましたら再度クリーナーを吹き掛けて再チェックします↓

わかりませんね(^^; でも更に綺麗になっております。

リアも・・・

写真だとわかりませんが鉄粉処理が済んでおります。

その後に今度はボディにマスキングをしていきます。

そして磨いていきます。

今回はミディアムポリッシングのエクストラプランになります。

エクストラプランは経年車や中古車などに多く見られる小キズやシミなどを除去する

やや強めの磨きのプランです。深めの傷やシミは取れませんが、やや強めの磨きで水垢・

水シミ・小傷など除去する事で塗装表面がスッキリとしてボディの艶や光沢が上がり

お車全体の質感が向上するプランになります。

 

磨きが終わりましたら今度はコーティング剤の出番です。

今回使用しましたコーティング剤はこちらの・・・

カービューティープロのベストセラーコーティング剤PCX-V110です!

PCX-V110は塗装の深い艶を引き出すとともに、耐薬品性(塩害、融雪剤)・防汚性に優れた

滑水被膜を形成し、外的要因から塗装面を保護する低撥水タイプのコーティング剤になります!

そしてここでまさかの事態が発生です(^▽^;)

ボンネットとルーフの水平面は問題なくPCX-V110で施工できたのですが左フロントフェンダーを

施工したところで異変が・・・

ムラムラなんです(;”∀”)  あ・あれっ~~?? 拭き上げが悪かったかな??と思い磨き直してから

再度塗って見ても仕上がりがムラムラです(汗)試しに左リアフェンダーで試してもムラムラになります。

あ・あれっ??  更に試しに今度は右のフェンダーで試したら問題なし!

左に戻って今度はPCX-S8で試してもムラムラ(;´∀`)

更に試しにPCX-S9で施工したら問題なし!! こ・これだ!!もうこれしかない!!

とオーナー様にご連絡して報告そしてご相談。

これがまさにビジネスマナーで言うところの「報連相(ホウレンソウ)」だな、なんてどうでもいい事を

考えながら(考えてませんけど)ご相談の結果、ボディサイド(左右)は・・・

PCX-S9で施工することになりました!

PCX-S9は『優れた撥水性被膜による汚れの固着低減』『特殊シランによる上質な光沢と保護効果』

『柔軟性にも優れた高密度な被膜による塗装保護』の低撥水タイプのコーティング剤になります!

 

それでは各部の仕上がり具合を見ていきましょう!

まずはボンネットからです↓

スッキリと仕上がりました!

ルーフも・・・

とっても綺麗です!

それとスクラッチが酷かったボディサイドも・・・

サッパリと綺麗に仕上がりました!

リアピラーも・・・

スクラッチが無くなってスッキリです。

リアも・・・

スクラッチが無くなり綺麗になりました。

最後にホイールです。

こちらは元々お綺麗でしたのであまり変化がないような(^^; でもタイヤもホイールも

艶出ししていますので更に綺麗になっております!

そしてプレミアムディープモカパールのホンダ N-ONE、ボディコーティングが完成いたしました!

艶々に仕上がりました(^_^)/~

ご入庫時もコーティング済みという事で艶も感じられお綺麗ではあったのですが施工後は、

まぁ え~ 自分でこう言うのもアレですが・・・全然違います!     い・言っちゃってるよ( ̄▽ ̄)

ご入庫時も確かに艶は感じられていたのですがボディ全体に付いているスクラッチのせいで

色の深みが物足りない状態でした。 全体的に白っぽいと言ってもいいと思います。

そのスクラッチをしっかりと磨いて除去をすれば色に深みと透明感が増します。いゃ増しました!!

お引き取りに来られたオーナー様も『色が違いますね!濃くなった。8年前の車でもこんなに綺麗になるんだぁ!』と

その違いをご実感頂けたご様子でした。  ありがとうございました。

 

コーティングの仕上がり時のムラになる原因ですけど色々な要因が考えられます。

単純に塗り方・拭き上げ方の施工方法に問題がある場合もありますし、温度や温度が

関係してくる場合もあります。←(特に市販品を使い、ご自身で施工される場合は注意が必要です)

また塗装の劣化も考えられますし、再塗装されている場合は再塗装の“質”が悪い場合もあります。

(塗装の劣化が原因と思われるムラは当店でも過去に2台ほどございました。)

また私は未経験ですが、そもそも塗装とコーティング剤の相性が悪い場合もあるようです。

コーティングって意外とデリケートなんです。

今回はPCX-S9で無事に仕上げる事が出来ましたが、どのコーティング剤でもムラになるようでしたら

おそらくガラスコーティングは不可になる場合もございます。 その場合はポリマーコーティング又は

コーティング無しになると思いますが、いずれにせよその場合は例のアレですよ、アレ! そうでう!!

「報連相(ホウレンソウ)」ですよ!!

そうなった場合はすぐに「報連相(ホウレンソウ)」しますのでご安心ください(^_^)/

ホウレンソウは大切です(笑)

 

 

 

 

この度は当店をご利用いただき誠にありがとうございました。