カービューティープロ カラーズの寺尾です。
本日ご紹介いたしますのはスバル インプレッサWRXのボディコーティングです。
H19年式スバル インプレッサWRX STI spec-Cでございます!
2代目となるこちらのGD/GG系インプレッサは2回ほどマイナーチェンジで
フェイスリフトが行われています。 初期型は丸目、最初のマイナーチェンジで“涙目”になり、
2回目のマイナーチェンジで“鷹目”と言われる3つの顔がございます。
今回のお車は最終型の“鷹目”のWRXになります!
私、個人的にGD/GG系インプレッサはこの“鷹目”が一番好みです(^.^)
こちらのWRX STI spec-Cはイエローに全塗装(オールペン)されたそうです。
純正カラーの黄色はややクリーム色っぽい薄めの黄色なのですが、もう少し“濃い”黄色に
したかったそうでトヨタ車に使われている黄色にオールペンされたそうです!
とっても綺麗なイエローでWRX STI spec-Cにとても似合っていてカッコイイです!
そんな綺麗なイエローにオールペンされましたWRX STI の状態を見ていきますと・・・
オールペンされたばかりですのでシミも無くクリヤーでございます。
ただ、色的な事もあり写真だとわかりませんが塗装後の磨きで付いた磨きキズが
結構付いているんです。
ルーフは・・・
こちらの方が磨きキズがわかりやすいかな??
リアも・・・
クリヤーでお綺麗です!
ボディサイドも・・・
シミも無くクリヤーです。
でも実はオーロラマークと言われる磨きキズが付いていて、光の具合でモヤモヤと白っぽく
キズが見えてきます。
それと所々に・・・
コンパウンドが焼き付いています(^▽^;)
これが意外と落ちないんです(汗)
ホイールは・・・
若干汚れ気味でした。
オールペンに限らずですけど再塗装した場合は磨きキズや光が当るとオーロラの
ようにモヤモヤ~とキズが見える通称オーロラマークが確認できることが多いです。
コーティング屋さんと板金屋さんとは“磨き”の意味合いが違うようなので、
ある意味しょうがない事なのかも知れません。
ではその磨きキズを除去してモヤモヤのないスッキリとした塗装肌にしていきたいと思います!
作業の方ですが、いつもでしたら鉄粉の付着状況をお伝えしていますけど
今回は専用の鉄粉クリーナーは使っていません。
今回の黄色には使っても問題はないのですが念には念を入れ使用しません。
全ての黄色に鉄粉クリーナーが使えない訳ではないですが、黄色い車に鉄粉クリーナーを
使用する時は気を付けてください。 大変な事になってしまう場合がございます(;”∀”)
また黄色以外でも使ってはいけない塗装もございますので鉄粉クリーナーを使われる方は
ご注意ください!
という事で今回は違う方法で鉄粉を処理しています。
ちなみに鉄粉量は少なかったです。
その後に今度はマスキングをします。
黄色いボディに黄色いマスキングテープは違和感なくマッチしています(笑)
そして磨いていきます。
今回はベーシックプランになります。
ベーシックプランはごく浅い線キズや水垢・雨ジミなどを軽い磨きで除去する
ライトポリッシングのプランです。
こちらのベーシックプランはお車の状態にもよりますが”塗装の傷や痛みがひどくないお車”や
“新車ご購入から1ヶ月以上6ヶ月以内のお車”また”塗装の研磨量を抑えたい方”等に
おすすめのプランになります。お車の状態によっては1つ上のプランをお薦めさせて頂く
場合もございます。
磨きが終わりましたら今度はコーティング剤の出番です。
今回使用いたしましたコーティング剤はこちらの・・・
PCX-S9です!
PCX-S9は『優れた撥水性被膜による汚れの固着低減』『特殊シランによる上質な光沢と保護効果』
『柔軟性にも優れた高密度な被膜による塗装保護』の低撥水タイプのコーティング剤になります!
PCX-S9の詳しい事はこちらをご覧ください。 → PCX-S9
それでは各部の仕上がり具合を見ていきましょう!
まずはボンネットからです。
元々がクリヤーでお綺麗な状態でしたので写真だと違いが無いように見えますけど(汗)
磨きキズも無くなってスッキリと綺麗になりました!
ルーフも・・・
サッパリとして綺麗になりました。
トランクも・・・
スッキリと綺麗です!
ボディサイドも・・・
ビフォー&アフター感が伝わりませんが(^▽^;)オーロラマークも無くなって
スッキリとした塗装肌になっております。
一番ビフォー&アフター感がわかりやすいのが・・・
コンパウンドの焼き付きです(笑)
最後にホイールです。
タイヤもホイールも艶出しをして仕上げています。
そしてスバル インプレッサ WRX STI spec-Cのボディコーティングが完成いたしました。
艶々です!
オールペン後でしたので施工前でも艶も透明感もあってお綺麗でした。
それでも先ほどもお話いたしました磨きキズ(オーロラマーク)を除去した事で
透明感と光沢感が向上して艶々のボディに仕上がりました(^_-)-☆
GD/GG系インプレッサも登場から20年以上が経過し段々と見かける機会も
少なくなってきた感じもします。 今後は電動車が主流になりそうな流れですので
純粋なエンジン車を楽しめるのも今のうちです。
純エンジン車のWRX STI spec-Cを何時までも大切にお乗りください!!
車の塗装は新車と同じでオールペンした直後の状態が一番綺麗だとは限りません。
実際には塗装が曇っている事もございますし、磨きキズが残っている事が非常に多いんです(;´∀`)
そこから、もうひと手間、ふた手間かけコーティングを掛けますと更に透明感が向上して
色に深みが出て輝きも増しますのでオールペンしたお車も是非、当店にお任せください!
お待ちしております(^_^)/~
この度は当店をご利用いただき誠にありがとうございました。