カービューティープロ カラーズの寺尾です。
本日ご紹介致しますのはスズキ ワゴンRのボディコーティングです!
H17年式のスズキ ワゴンRです!ワゴンRとしては3代目のモデルにあたります。
新車でご購入されて以来早13年!毎日の通勤の相棒として頑張って走っているそうです!
乗り換えも考えた事もあったそうですが13年も乗っているとやっぱり愛着があり、お乗りになっている
との事でした。
しかし13年の月日は確実にお車にダメージを与えます。オーナー様はマメにお手入れされているそうですが
水アカやシミ・キズが凄くてさすがに手におえなくなったと当店にご来店くださいました。
では早速ですが現状確認をしていきましょう。
まずはボンネットからです。
キズが凄いんです(^_^;) 写真でもキズが確認できますが実際はこの写真より2.5倍は
凄い感じです(笑)
しかも一目で深いなぁ~とわかるほどでした(汗)
ルーフも・・・
凄いんです。 写真だと凄さが伝わってきません(^^;)
更にボディサイドも・・・
キズキズなんですけどパールホワイトという事もあって写真だと伝わりませんね(^▽^;)
リアゲート実は凄いんです。
ホイールもよく見て頂くとキズが凄いのが確認できると思います。
ホイールがこんなにキズキズってなかなか見たことないです。ってくらい凄いです(^^;)
ご覧いただきました様にとにかくキズが凄いんです。ボディの隅々まで、まんべんなくキズが入っています。
しかもかなり深いです。クリヤー層を貫通してその下のカラー層まで達しているようです。
これは厳しいです。 よく観察すると塗装自体が所々薄くなっているようで磨き込むことも
難しい感じです。
困った。非常に困った(^_^;)
でも困ってばかりでは先に進みません!
出来る限りの事を考え、それを実行していきましょう!!
作業開始!!
まずはいつもの様に洗車後に鉄粉の付着確認をおこないます。
専用のクリーナーを吹き掛けますと鉄粉が紫色に反応いたします。
鉄粉が多いですね。 13年間頑張ってくれた証拠です(^^)/
リアは・・・
フロントに比べるとやや少ない感じでした。
鉄粉処理が終わりましたら再度クリーナーを吹き掛けて再チェックします。
だいぶ綺麗になりましたね!
リアもスッキリ~!
そしてマスキングをしてみがいていきます。
そして問題の磨きです。 キズは凄い。しかし塗装の薄さも感じます(汗)
特にボディの側面が薄っ!って感じです(;´∀`)
キズが深いのでなるべく多く研磨したいのですが研磨量が多ければ多い程塗装が薄くなるわけで・・・
最悪の場合塗装が無くなり下地が出てしまう事も考えられます。
ですのでとにかく注意しながら、そしてキズの除去量を観察しながら磨いていきました。
そして今回使用致しましたコーティング剤ですが今回はこちらの・・・
水玉撥水が特徴の・・・
PCX-S8でコーティングです!
PCX-S8は美しい艶感・優れた耐擦り傷性・気持ちの良い水玉撥水が特徴のコーティング剤です!
詳しくはこちらをご覧ください。 → PCX-S8
ではお待たせしました(笑)各部の仕上がりを確認していきましょう!
まずはボンネットからです。
だいぶスッキリとしたでしょ?? でもよく見て頂くと深いキズが残っています。
施工前に比べると7割くらいキズが減ったかな??
ルーフは・・・
施工前に比べるとサッパリとしたんですがシミが・・・
そのシミですが通常の雨によるシミではないようです。シミが陥没しているといいますか?
陥没していてシミに見えると言いますか??ちょっと今まで見たことのない感じです。
原因は正直わかりませんが何か必ずあるはずです。しかしそれが何なのかな・・・(+_+) わかりません。
そしてボディサイドですがこちらもよく見ると深いキズがだいぶ残っていますがクスミも、
そしてスクラッチも少なくなったので、だいぶスッキリとライトが映り込むようになりました。
しかし所々に・・・
わかりますか?? 黒っぽい線が縦横無尽に走っています。 残念ながらこれ以上はどうする事も
出来ませんでした。
リアもサッパリとしましたが所々に先ほどと同じ様に黒っぽい線達が縦横無尽に走りまわっています(>_<)
ホイールも線キズはどうしようもございませんがスッキリと綺麗になりました。
そしてスズキ ワゴンRのボディコーティング完成です!
いかがでございましょうか。
今回はキズが深くて正直取り切れませんでした。おそらくクリヤー層を貫通しているので
どんなに磨いてもキズの除去は不可能と判断いたしました。ですのでキズの除去より現状が
如何に綺麗に感じて頂けるかを考えて仕上げていきました。
キズは残っておりますが艶感を感じて頂ける仕上がりになったと思います。
オーナー様も『綺麗 これだけ綺麗になれば十分です!』『これでまた暫く乗れる!』と
お喜び頂けました! よかった~(笑)
愛車は長く乗れば乗るほど愛着が湧くものです!13年間、毎日の様に一緒に通勤していた
良き相棒ですから乗り換えは淋しいですよね。 でもリフレッシュも済んだ事ですし、
これからはもっ~と、そして気持ち良~く通勤に活躍してくれることでしょう!
何時までも大切にお乗りください(^_^)/
今回のキズの原因ですが、オーナー様に伺ったところ・・・濡れたタオルで拭くだけの
拭き上げ洗車をされていたとの事でした。 それも結構マメに(^▽^;)
納得です(笑) 隅々までキズが入っている訳です。 最初はGSの洗車機かなと思ったんですけど
ホントに隅々までキズが入っていたので、たぶん拭き上げかな?とは思っていたんですけど(^^;)
洗車場所の問題で意外と拭き上げ洗車をされている方多いんです。でもお勧めいたしません。
やはり今回見て頂いたように、もの凄くキズが入ります。それも深くダメージが及びます。
磨きではリカバリーできない程キズが深く入りますのでお気を付けください!!
度々ご紹介しておりますがカービューティープロ本部のHPにおススメの洗車方法の
動画がございますので、参考までに是非ご覧ください!! → 洗車方法
この度は当店をご利用いただき誠にありがとうございました。