カービューティープロ カラーズの寺尾です。
本日ご紹介致しますのはルノー カングーのボディコーティングです!
H28年式のジョン アグリュムと言う名の黄色いルノー カングーです!
新車時に当店でコーティングを施工させていただき、その3年後にコーティング再施工を
させていただいております。
そしてそれから更に3年と少々経過し今回は3度目のコーティングのご依頼です!
いつもありがとうございますm(__)m
比較的短いスパンで再施工しておりますが、それには理由がございます。
その理由ですがカングー乗りの方には有名な話でもあるのですがジョン アグリュムと言う淡い黄色が
クリヤー塗装無しのソリッドカラーという事もあって退色が早いんです。
今回のカングーは・・・
退色&水アカ汚れで大変な事になっています(;’∀’)
別角度から・・・
もちろん洗車しても落ちません(汗)
ルーフも・・・
黄色と白の斑模様です(^▽^;)
塗装面確認用のライトがボヤッとして確認できません(笑)
それに比べますとボディサイドは・・・
艶がありません(涙) しかし退色は水平面ほどは進んでいません。
そんな事もあって、よりボンネットとボディサイドの色がバラバラでした(^^;
リアも・・・
水平面に比べれば綺麗なもんです(笑)
黄色、それも淡い黄色、更にクリヤー塗装無しのソリッドカラーはとにかく退色が早いです(汗)
それはカングーに限らずです。
その退色が進んできますと艶や透明感が損なわれ色味も変わってしまいます。
その退色した塗装を磨いて色味を復活させていきたいと思います!
では作業開始!!
まずは洗車です。その後にボディに付いている鉄粉を除去していきます。
いつもは専用のクリーナーを使って反応を見ていますけど今回は使わないでトラップネンドの出番です!
↑は使用前のネンドです。
そして↓はボンネットをネンド掛けした後のネンドです。
茶色く見えるのが除去出来た鉄粉です。
前回から3年以上経っていて↑くらいですから、少ないと思います。
リアも・・・
とっても少なかったです。
鉄粉処理が済みましたら今度はボディにマスキングをして・・・
磨いていきます。
オーナー様はこちらのカングー15年は乗りたい!との事なので今後も数年毎に磨くことを考えると
過度の磨きで塗装を薄くしたくないので軽い磨きのベーシックプランでのご依頼になります。
が、しかし・・・
軽い磨きででは歯が立ちません(^▽^;)
という事で必要以上に磨かない様、しかし色味は戻るように様子を見ながら磨いていきました。
ちなみに・・・
左が磨いた所で右側が磨いていない所です。
こんなに色味が違うんです。
磨きが終わりましたらコーティング剤の出番です。
今回使用しましたコーティング剤は・・・
PCX-S9です!!
PCX-S9は『優れた撥水性被膜による汚れの固着低減』『特殊シランによる上質な光沢と保護効果』
『柔軟性にも優れた高密度な被膜による塗装保護』の低撥水タイプのコーティング剤になります!
PCX-S9の詳しい事はこちらをご覧ください。 → PCX-S9
それと今回はヘッドライトのクリーニングのご依頼も頂いております。
ご購入から6年以上経過していますので・・・
白濁が進んでいます。
もの凄く傷んでいる訳ではないのですが傷んでいます(^^;
反対側も・・・
同じように白濁しています。
もう少し近くで撮って見ると・・・
こちら側の方がやや痛みが進んでいる感じでした。
そしてアフターです。
クリヤーになってスッキリです。
気持ちイイですね!
反対側も・・・
サッパリとしました。
ヘッドライトがクリヤーになると、お車全体の印象も大きく異なってきます!
それでは各部の仕上がり具合を見ていきましょう!
まずはボンネットからです。
黄色くなりました!(笑)
ルーフも・・・
色味も戻りライトがしっかりと映り込むようになりました。
ボディサイドも・・・
艶を感じるようになりました。
リアも・・・
サッパリとクリヤーになりました!
そしてジョン アグリュムのルノー カングー、ボディコーティングが完成いたしました。
クリヤーで艶々に仕上がりました!
退色の進んだ塗装面を磨いて本来の色味に戻してからコーティングを掛けますと
新車にも負けないツヤピカなボディに仕上がります(^_^)/
オーナー様も『うわぁ!ピカピカだ~~。新車みたい!オールペンも考えてけど、
これなら再塗装しないで大丈夫だ。』と、とてもお喜びになられておりました。
ありがとうございました。
ソリッドカラーでもクリヤー有りとクリヤー無しがございます。最近はソリッドでもクリヤーが
塗られているカラーが多くなってきましたがクリヤー無しのカラーもまだまだございます。
クリヤー無しの塗装はクリヤー有りの塗装に比べるとカラー層が剥き出しなので耐候性が厳しいです。
残念ながらコーティングにはクリヤーほどの耐候性を含めた機能には及びませんので
クリヤー有りの塗装に比べ早めのコーティング再施工が必要になってきます。
とは言え、塗装の厚さは限りあるものですので、磨く回数も限られてきます。
なかなか再施工の判断も難しいと思いますが、早め早めのタイミングが良いと思います!
再施工のタイミングでお悩みでしたら、当店にお気軽にご相談ください(^_^)/
この度は当店をご利用いただき誠にありがとうございました。